jimmynagahori さんのプロフィール
jimmynagahori さんのプロフィール
jimmyペイジに憧れて、始めた音楽活動、留まる事無く!!jimmyナガホリと言えば、あのダブルネックでしょ!!
美容師なんですよ!!カットハウス飛行船知る人ぞしる!あのお店です。jimmyとサニーでやってるんですよ。板橋坂下、分かりますかね?音楽雑誌が出てくる美容室もなかなかですよ。
アメリカの有名なドクター・オリバー・サックスの著書に「妻を帽子と間違えた男」というのがある。妻の頭を帽子と間違えて被ろうとする男のアイデンティティを追求した名作である。
この男は、妻をサニーと呼ぶ。金髪だがれっきとした日本人の妻を、男は、あえて、そう呼んでいる。妻をサニーと呼ぶ男は、自らのことをジミーと紹介した。ニコニコと笑うジャパニーズ・スマイルがキュートなナイスガイであった。彼は、一本のお宝ギターを取り出した。伝説のブリティシュバンド、レッドツェッペリンのギタリスト・ジミーペイジが愛用していたものと同じダブルネックモデルである。以下は、男の話である。
ジミー「ツェッペリンに憧れて、ギターを独学で練習しました。若い頃「移民の歌」が、入ってきたの。そこからは、もうハマりっぱなし。ビィンテージギターを買い始めたのは、お店を開店させた28歳から。ミニレスポールがきっかけでそこからハマっちゃったの。欲しい欲しいと思っているいるんだけど、いまだに本物のレスポールは、買えないでいる。でも99年のトム・マーフィーのエイジド(年代物)のレプリカに出会っちゃったから、本物いらないかなぁ、とも思っている。すごく音もいいしね。お店を開店したときは、結婚していた。サニーは、旦那の趣味にまきこまれた感じかな」。(ここでサニー登場)サニー「音楽は、嫌いじゃないけど、ここまでお金がかかるとは、思わなかった。ギターを7本位いまとめて出してやっといいギター1本と交換してもらうみたいな感じ・・・・」ジミー「でも一番思い入れのあるギターは、このダブルネックかなぁ」サニー「あれは、ホントにいい出会いだった。買わなくてもいいから見に来てと言われて、行ったらそこにあった。」ジミー「そうそう、ギターに呼ばれたんだよね。ダブルネックのレプリカは、持ってたんだけど、いつも持ち歩く用に。ジミーペイジが大好きだから、当然レスポールが欲しいんだけど・・・・。最近体型がスリムになって髪も伸びたから、こりゃ自分でもレスポール似合うなぁと、思っているんだけど(笑)だってそう言う状態でレスポール持ったことないから。(中略)ギターコレクションを始めた頃は、いろいろ失敗もあった。ルックスのいいテレキャスもあったんだけど、音があまり良くないので売っちゃった。ボクは、ギタリストだから、ギターは、飾っておくだけじゃなくて弾きたい。こんな弾きづらいんじゃダメだというので売った。残っているテレキャスは、レプリカなんだけど自分の手に合ったネックだから。ポール・リード。スミスも赤いサンバーストで木目のきれいなのがあったけどそれも手放しちゃった。」サニー「私は、弾かないから色とか気に入っていたのに」ジミー「でも、音、気に入らないの持っていてもしょうがないもんね。」サニー「でも、手放すときは、二束三文でしょ。うっそー、じゃ持っとけばと言ったけど、弾かないからって・・・・・・」以下延々と続く
目が泳ぎ始める私。店内は、ブリティッシュロックのエッジバリバリ感というよりは、どこか実直でほのぼのとしたディズニーのフレーバーが香っている。
言い忘れたが、この男のファミリーネイムは、永堀。妻であるサニーと東京の板橋区で美容室を経営している。男は、自主制作でCDも出している正真正銘のギターマンである。ボーカルは、妻。パフォーマンスネームは、ブロンディ・サニーである。バンドの名前は、ジミー永堀とケンちゃんバンド。その前の名前は、アルミサッシ。時代感覚が妙に逆行しているところが、ほのぼのとしていてうれしい。男は、自らをジミーと称し、妻の早苗さんをサニーと呼ぶ。それは、けっして「まちがい」ではない。なぜなら、男は、ジミーであり、寄り添う女は、サニー、これは、この男のアイデンティティの中からにじみでてきた魂の名前だからである。もちろん、このことは、ミスター・ペイジには、しらせていないのだが・・・・。
帰り際に手渡された自主制作CDを車の中で聞いた。ハイテクニックのギターサウンドとどこか実直なボーカルが編み出すオリジナル曲「クロスロード」は、リスナーに、あらぶれていいんだかまじめに生きなきゃいけないのか、とちょっと戸惑うような錯覚の世界を連想させる。2005年、板橋発の日本的ツェッペリン・ワールドである。ギターを奏でる人、ギターを想う人。それぞれの人の姿には、無限のストーリーがある。妻をサニーと呼ぶ男。男の店の名前は、「カットハウス飛行船」。自らのバンドにインスパイアされた板橋区在住のこんな素敵な男のことを、もちろん、ジミーペイジは、知らない。(文中敬称略)
ヴィンテージギター、中丸謙一郎さんのご協力で文章掲載しました。
jimmynagahori
(最終ログイン: 11.30 15:53)










